アプロケイリクティス・マクロフタルマスの繁殖についてメモ

2014.11.05(Wed)

光を反射してキレイに輝く目と、まるでウォーター・オパールのような、透明感があり薄緑色に輝く体色、そして、繁殖可能な時期のオスは、派手すぎず上品に伸展した各ヒレのエッジと体の上下端部が柑橘系に染まり、とても美しいお魚さんです。

s-PA290011.jpg

ここでは、その繁殖について、自分なりにまとめてみます。


まず、オスメスの違い。
オスは上記したようにヒレが伸展するほか、メスよりもやや大型になります。
メスは、やや小ぶりで、背びれなどが伸びません。

交尾行動は、残念ながら自分は観察できていないです。

卵は、メダカのように付着糸で水草などにくっついていますが、親魚がぶら下げて泳ぎまわるわけではないので、なかなか産卵したかどうかが分かりません。
だいたいは、朝方にウィローモスなどの水草の中にペアで潜って産卵しているようです。

卵のサイズは透明感がある乳白色で小さめ、水草などに一個づつしっかりと付着しています。
肉眼では、光に透かすようにして見ないとなかなか見つけにくいかもしれません。


繁殖のためには、30cm以上の水槽をベアタンクで管理し、そこに産卵床としてウィローモスと一緒にペアを投入します。
自分の場合は、混泳水槽の成体をすべて(10匹程度)投入しました。

何日かして落ち着いてくると、毎日モスに産卵するようになります。
毎日少しづつの産卵なので、いちいち親魚を移動するより、まめにモスを取り出してプラケなどに移すか、モスをよく観察して一つ一つ切り離して管理したほうがいいです。

食卵はあまりしないほうなので、面倒なときは1週間ごとにモス交換ぐらいのサイクルでも大丈夫だと思います。

自分の場合は、毎朝一粒一粒切り出して管理していました。が、超メンドクサイので、お勧めしません。

孵化までの時間は水温に依存しますが、メダカと同様な感じを受けました。よく250℃時間と言いますよね?あんな感じです。
スイマセン、ちゃんと計ってませんでした。水温はあまり低いと途中で発生が止まります。稚魚は意外と低水温でも元気ですが、20度以上はあった方がいいと思います。

孵化~稚魚の間を過ごすための水槽は、あまり小さいと環境変化がおおきく魚に負担が大きいと思うのですが、うちではプラケの中サイズで充分育っています。
30cmがあれば尚いいですが、稚魚の数が少ないのに30cmだと、給餌の効率が落ちます。

稚魚の数が一桁~20ぐらいまでは、大きめのプラケで充分です。


稚魚水槽の水は、本水槽からもらってきましょう。
ほんの少しだけ底砂やソイルを吸い出して底にばら撒いたり、水草(なるべく細かいもの、モスなどが適当)を入れてやると環境がすぐに出来上がります。
ついでに、本水槽のろ過フィルターにピペットを挿して、分解途中のもの(茶色い水)を少量吸出し稚魚水槽に投入すると初期飼料も確保できます。

餌は、ヨークサックが消えたらいきなりブラインでOKです。

プラケの換水は、餌の残り具合や水槽の様子を観察して、適宜、汲み置きでカルキ抜きした水道水を1/5~1/3ぐらい、週1~2くらいのペースでした。


たくさん稚魚を飼う時は、本水槽から稚魚水槽へ、飼育水を循環させるような構造にすると世話が楽になります。
サテライトの外部版ですね。

このへんはまた後日。



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