なつやすみの自由研究 「ヤマトヌマエビを簡単に増やす方法」

2014.10.22(Wed)

今年の夏、小学生の娘の「夏休みの自由研究」の課題として、ヤマトヌマエビをネタにしたテーマと資材を与え、
「ヤマトヌマエビを簡単に増やす方法」を実験させてみました。

詰めが甘かったのと、テーマがマニアックすぎたためか(笑)努力賞止まりでしたが、
ここに、その結果をかいつまんで記載してみます。


現在、ヤマトヌマエビの卵を孵化させて育てるには、


1)70パーセント汽水を事前に作りおき、珪藻類を増やす。

2)抱卵したた母エビを、別の容器に分けて観察する。

3)卵が孵化しゾエアが発生したら、スポイトで1匹づつ(1)の汽水に移す。

4)砕いた観賞魚の餌、クロレラ粉末、培養した珪藻などを餌として毎日少しづつ与える。

5)定期的に水換えをする。


こんな感じの方法が一般的かと。

しかしコレ、2から3にかけてが、かなり面倒。特に3。
自分はこの方法、やったことありません。
だいたいいつも、ゾエアが孵化してきた頃に母エビを外し、一気に塩or塩水を追加して汽水にして終わり。
ただ、この荒っぽい方法だと、ゾエアに気づかず全滅か、初期飼料がうまく出来ず全滅のどちらかになる確率が低くない。

だったら、はじめから母エビを汽水で飼育すればいい。
エビなどの無脊椎動物は、D-アミノ酸類を多く持っていて、淡水から海水までの浸透圧の変化に速やかに順応する能力があります。

母エビを少し早めに隔離して、数日程度の順応期間にて徐々に汽水化させ、ゾエアが生まれたら母エビを取り出すだけ。

自由研究では、母エビを、水槽→汽水→水槽と、馴致期間を取らず一気に移動させました。こんな乱暴な方法でも、稚エビまで充分持っていけました。
しかし、汽水→淡水に一気に戻すところで母エビにダメージが大きく、できればゆっくり慣らしてあげた方が無難です。


その部分を、自由研究から、少し書き換えて転載してみます。
「簡単に増やす」という研究のため身近にある道具を使っているので、使用器具などは参考程度に見てください。

1)2Lペットボトルに、あらかじめ1.5リットル分の水の量を計り、ペンで印をつけておく。

2)大きな漏斗などを使い、母エビをそっとペットボトルに移動する。足場として、少し水草も入れる。入れる水は1.5Lの線にあわせる。
水槽から母エビを採るときは網ですくったりせず、大きめの器ですくう。

3)水槽に母エビを戻すときの淡水慣らし用に、70%汽水だけのペットボトルも作っておく。量は、後で水で薄めるので少なめで良い。

4)2Lペットボトルの水を小型のペットボトルにとりわけ、小型のペットボトルに36グラムの
人工海水を溶かし、2~3日かけて、小型ペットボトルの人工海水を2リットルのほうに点滴する。(一日何度か少量づつ混ぜる感じでOK)

5)母エビのおなかから卵がなくなったら母エビを取り出し、あらかじめ作っておいた汽水ペットボトルに移し、徐々に淡水化して元の水槽に戻す。すぐにゾエアが全部生まれた、または脱卵したら、母エビはすぐに水槽に戻して大丈夫です。

6)5)の時点で小型ペットボトルの塩水が残っていたら、すべて2リットルのほうに溶かす。

7)稚エビが増えてきたら、汽水を少しづつ淡水化する。


以上、転載終わり。


予備的にやっておくといい作業。
あらかじめ適当なペットボトルに塩素抜きした水道水と水槽水を混ぜ、適当な量の70%汽水を作る。
水槽からウィローモスなどの水草を採って入れ、ひなたにおいて軽くエアレーションをしておき、水草を茶色になるまで枯れさせる。
これは、バクテリアと初期飼料の珪藻を少しでも増やすためです。
水道水には、水槽で消費された微量栄養素(特に珪藻に必要なケイ酸類)の補充的な意味合い。

こいつを、6)のポイントで適当な量投下してあげると、尚良いかと思います。


あとは、過去記事を参照しながら、適当なタイミングで給餌すれば、誰でも簡単にヤマトヌマエビが増やせる、と思います。


文章ばかりで自分でも読みたくない記事になったので、そのうち、この手順で新たに1から育てて、写真つきでUPしてみます。


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